子供の遊び場はコーヒーショップで

ああ...もう、さっきからうるさいなあ...

いつから、大人の領域と子供の領域の線がなくなったんだろう。
昔はあった。確かにあった。

そう思いながら少し前からイライラしている。

私は大好きなこのコーヒーショップに、仕事の疲れを癒しにきているのに、お気に入りの作家の新刊を美味しいお茶を飲みながらゆっくりと読みたいのに、そういう大人の束の間の至福の時を求めて このコーヒーショップに来ている人は私だけではないはず。
このお店も以前はそういうコンセプトだったはず。
それがいつからだろう、ベビーカーの子供連れがドカドカと入ってくるようになったのは。

ああ...さっきまで一人で暴れていたお兄ちゃんが、とうとう下の赤ちゃんを泣かしてしまったよ。
店内に響き渡るぐらいにギャンギャン泣いてるよ。
みんながその家族をにらみつけたり、困った顔で見ているよ。
ひとカップルが飲みかけのカップを持って出て行ってしまった。
親は何してるの?
何もしていない。ただ、友達と笑ってお話ししているだけ。

ここは、お前らの部屋か?

我が物顔で公共の大人の場を私物化しゆく母親たち。
公私の意味さえ分からない人たちに子供にマナーなんて教えれる訳がないか。

見て見ぬふりの店員にも腹が立ってきた。

また一つ、私の癒しの場がなくなった。
そう思いながら、私も小雨の外へ飲みかけのカップを持って出た。

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